6月のイベント~楽しく学ぼう「まさか!!の時のサバイバル術」~を開催しました!

東日本大震災からちょうど3ヶ月目の11日(土)に、身近にある物を使って非常時に役立つ物を作ろうという主旨でイベントを行いました。日本ボーイスカウト神奈川連名横浜みなと地区第114団ベンチャー隊の隊長さん達にご指導いただきながら、500mlのペットボトルの底を切って口の部分を下にしたものに、古布やコーヒーフィルター・スポンジ・ストッキング等思いおもいの物を詰めて、ろ過装置を作りました。 ろ過装置作成中 そして、出来上がったそれぞれのろ過装置に実際に泥水を入れて、どのようにろ過されるかを試してみました。 どろ水注入 イベントの最後に、こども達が自分の作ったろ過装置について発表してくれましたが、詰めた物や詰め方によって、一気に水がろ過されるものやなかなか水が落ちてこないもの、ろ過された水の色の違いも様々で、とても興味深かったです(^O^) ボーイスカウトの方のお話では、《ろ過装置を作るにあたっての物の詰め方のポイント》は、上の方には目の粗い物を、下の方に目の細かい物を詰めるのがいいそうです。 上の方を目の細かい物にすると、ゴミ等で目が詰まってしまい水が溢れてしまうのですが、目の粗い物にすれば、そこで大きいゴミなどは取り除かれ、水が溢れてしまうことなくキレイにろ過できるそうですヨ。 りんごのネット こども達が作ったろ過装置でもそれはよくわかりました。写真の手前から2つ目の装置。一番上のオレンジ色の部分はミカンが入っているネットをくるくると折ったもの(みんなは「りんごのネット」と呼んでいました)ですが、その上には大きなゴミが黒く溜まっているのが分かります。 ろ過された水は一見キレイには見えますが、雑菌までは取り除けていないので、手や顔を洗ったり洗濯に使ったりするには大丈夫ですが、飲用するには必ず煮沸しなくてはいけないそうです。 ロープ結び その他にも、ロープを使って本結び・もやい結びのやり方を教えていただき練習をしました。 応用編 応用として買い物袋を使い本結びでロープ状にしてみたり、いろいろなバンダナの使い道(包帯にする方法等)を学びました。非常事態は無い方がいいのは当然ですが、いつ何時どんなことが起きるかは私達には計り知れません。そんなイザという時に、ちょっとした知識があるのとないのとでは随分違うのではないかと思います。色々なサバイバルの本も出ています。皆さんも、勉強してみてはいかがでしょうか。 by Rich
カテゴリー: イベント情報, 未分類 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です